CHATGPT ADS GUIDE 58 / 求人・採用

2026年10月最新版

求人・採用はChatGPT広告に出せる?個別の求人は不可、検討できる訴求とLPの条件

ChatGPT広告のポリシーは、個別の求人の広告を禁止しています。一方、広告とLPが特定の求人に触れなければ、求人を掲載するサイトへのリンクは認めています。

本記事は、OpenAIの広告ポリシー(v1.6、2026年9月10日更新)とヘルプセンター・開発者向けドキュメント・公式発表の本文(いずれも2026年10月29日に確認)に基づいています。当社が収集した公開事例に、求人・人材サービスの事例はありません。訴求とLPの選び方は株式会社Ikigaiの見解で、審査の結果を保証するものではありません。

この記事の要点

  1. 個別の求人を広告することは、広告ポリシーで禁止されています。 広告文・画像・LPが特定の求人に触れなければ、求人を掲載するサイトへリンクすることは認められています。2026年8月の改訂(v1.4)で明確にされた規定で、10月29日の確認でも変わっていません。
  2. 検討しやすいのは、特定の求人を示さない訴求です。 求人サイトの会員登録、企業の採用担当者向けのサービス、就職・転職の講座などです。人材紹介・人材派遣の登録や自社の採用サイトへの誘導は、「求人を掲載するプラットフォーム」に当たるかが書かれておらず、原文から可否を判断できません。どの訴求も、出せるかは実際の審査で決まります。
  3. 2026年10月30日から、クリエイティブ強化が新規・既存のキャンペーンで自動的に有効になります。 見出し・説明文が書き換わったり、リンク先URLがサイト内の関連するページに最適化されたりし得ます(すでにオフにしている設定は維持)。当社は、求人が多く載ったサイトに送るキャンペーンではオフを検討するよう勧めます。職業安定法などへの適合は、OpenAIの審査とは別に確認します。

読んでほしい人:求人サイト・人材紹介・人材派遣・採用支援の事業者や、自社の採用にChatGPT広告を使えるか検討している人事・広報・広告の担当者。
この記事で扱わないこと:全業種の可否と審査の進め方は審査の記事、同じ規定の住宅の側は不動産の記事で扱います。

広告ポリシーの原文:禁止されているのは個別の求人

広告ポリシーには、規制のある分野やセンシティブな分野の基準をまとめた「Disallowed ads(禁止される広告)」という見出しがあります。その中の「Housing and jobs(住宅と求人)」の節に、次の2文が書かれています。

Ads for individual job listings or housing rentals or sales are prohibited. Advertisers may link to platforms that have job or house listings as long as the landing page or ad creative does not reference a specific listing.

当社訳は「個別の求人、住宅の賃貸・売買の広告は禁止です。求人や物件を掲載するプラットフォームへのリンクは、LPまたは広告素材が特定の掲載に触れない限り認められます」です。版の履歴には、2026年8月の改訂(v1.4)で「住宅と求人の掲載についての方針を明確にした」とあります。ポリシーの本文は2026年10月7日の確認時から変わっておらず、10月29日に取り直した本文でも同じでした。

読み取れることは3つです。

  • 禁止の対象は「個別の求人」です。 住宅の側は「individual」がどこまでかかるか文の形だけでは決まりませんが(不動産の記事)、求人は「individual job listings(個別の求人の掲載)」と、individual が直接かかっています。ただし、何が個別の求人に当たるかの定義はありません
  • 条件は広告素材とLPの両方にかかります。 ポリシーは、審査の基準が広告文・画像・LPのすべてに適用され、承認された広告から禁止された内容を含むページへリンクしてはならないと書いています
  • 認められているのは、求人を掲載するプラットフォームへのリンクです。 条件は「特定の掲載に触れない」ことです。どの業態が「プラットフォーム」に当たるかは書かれていません

採用・人材サービスがどの領域に入るかは書かれていない

広告ポリシーの「広告内容のポリシー(Ad content policies)」の冒頭には、初期のテスト期間の広告は「主に生活・家庭用品、地域サービス、旅行・体験、デジタル製品・教育などの消費者向けの領域に限られる」とあります。金融サービス、医療・ヘルスケア、法務サービスは承認済みの広告主に限って認める場合があるとしたうえで、「それ以外のカテゴリは開始時点では不可」としています。

求人サイトや人材紹介が、このどこに入るかは書かれていません。中心領域の例にも、開始時点で不可として例に挙がる領域(出会い・性的な内容、医療、金融・法務サービス、ギャンブル、政治など)にも、採用の名前はありません。「それ以外のカテゴリ」と扱われれば、開始時点では不可になります。一方で、求人を掲載するプラットフォームへのリンクを認める記述があることから、求人サイトが出稿する場面は想定されていると当社は読んでいます。

また、ヘルプは「登録や免許のある事業者が、すべての広告カテゴリや市場で自動的に出稿できるわけではない」としています。審査は事業者・広告とLP・掲載面の3段階で行われ、出せるかどうかはその結果で決まります(審査の記事)。

採用に関わる訴求ごとの扱い

採用に関わる事業者が考えそうな訴求を、原文から言えること(中央の列)と当社の見方(右の列)に分けました。日本の業態と原文の言葉の対応は原文に書かれていないため、対応づけも当社によるものです。

訴求の例

原文から言えること

当社の見方(審査結果は保証しない)

特定の求人の募集(「〇〇店のホールスタッフ募集・時給〇円」など)

禁止(個別の求人の広告)

出さない。自社の1職種だけの募集も、特定の求人の広告に当たると考える

求人サイト・転職サイトの会員登録(求職者向け)

Housing and jobs の節は、求人を掲載するプラットフォームへのリンクを、広告素材とLPが特定の求人に触れない限り認めている

会員登録やサービス紹介のページをLPにする。トップページに「新着求人」などの枠がないか確かめる

人材紹介・人材派遣の登録、面談・登録会の予約

人材紹介・派遣が「求人を掲載するプラットフォーム」に当たるかは書かれていない

原文から可否は判断できない。試すなら特定の求人を示さない登録・予約のページにし、可否は審査で確かめる

自社の採用ブランディング(働き方・社員紹介)

Housing and jobs の節に、会社の紹介についての定めはない。自社の採用サイトが「プラットフォーム」に当たるかは書かれていない

原文から可否は判断できない。試すなら募集要項を載せない会社紹介のページにし、募集職種の一覧ページは避ける

業務委託・副業の案件サイト

業務委託の案件が「job listings」に含まれるかは書かれていない

求人サイトと同じ扱いで考える。個別の案件を広告に出さない

企業の採用担当者向けのサービス(求人広告の掲載、採用代行、採用管理システムなど)

Housing and jobs の節は、企業向けの販売に触れていない

法人向けの商品として組み立てる。掲載中の求人や導入企業の求人を例として広告やLPに載せない

就職・転職の講座、資格スクール

初期の中心領域の例に「デジタル製品・教育」がある。成果の誇張は業種に関係なく禁止

検討しやすい。内定率・年収などの数字は根拠と条件をそろえる

給与前払いのサービス(福利厚生として)

規制領域の国別表の金融「給与前払い(EWA)」は米国も含めて不可

出せない前提で考える(金融の記事)

中央の列の「認めている」は Housing and jobs の節の範囲での話です。「定めはない」「書かれていない」も、出せるという意味ではありません。採用・人材サービスがどの領域に入るかが書かれていないためです。誤解を招く表示の禁止など、業種に関係なく守る基準もすべての広告に適用されます。

図1:求人・採用の広告で入稿前に確かめる4つ。OpenAIの広告ポリシーv1.6と公式ヘルプをもとに当社作成。
図1:求人・採用の広告で入稿前に確かめる4つ。OpenAIの広告ポリシーv1.6と公式ヘルプをもとに当社作成。

広告文・画像・LPで確認すること

1件の求人と読める情報を入れない

「特定の掲載に触れる」の範囲は、原文に定義がありません。当社は、会社名と職種・勤務地の組み合わせ、給与や時給、雇用形態と募集人数、「急募」「残り〇名」「〇日締切」のような募集の状況、求人番号を、1件の求人を示す情報と考えます。広告文にも画像にも入れません。

「ITエンジニア向け」「関西の求人」のように分野や地域だけを示す書き方が当たるかは書かれていません。当社は、分野や地域はサービスの説明にとどめ、ほかの情報と組み合わせて1件の求人に読める形を避けることを勧めます。特定の店舗や職場の募集と結びつく写真も使いません。

LPは、特定の求人を載せないページにする

LPの候補は、会員登録のページ、サービス紹介のページ、面談や登録会の予約ページ、会社紹介のページなどです。公式の作成ガイドも、汎用のトップページではなく内容に最も近いページへ送ることを勧めています。

注意したいのは、ページの中に「新着求人」「おすすめ求人」「注目の求人」の枠があるLPです。広告で触れていなくても、LPが特定の求人に触れていると判断される可能性があります(当社の見解)。トップページや採用サイトにこうした枠があるなら、広告用に、求人を載せない登録ページを用意する方法もあります(当社の提案)。

数字と表現:成果の誇張、属性で人を除く表現

ポリシーは業種に関係なく、能力・価格・成果・提携関係・他社比較についての根拠のない主張を禁止しています。採用の広告で起きやすいのは、根拠を示せない「求人数No.1」「内定率98%」「年収100万円アップ」のような表現です(例は当社の想定)。数字を使う場合は、時点・集計の範囲・条件をLPに書けるものに限ります。

差別の基準も関わります。ポリシーは、保護される属性に基づいて個人や集団を狙う言葉を含む、おとしめる・排除する内容を認めていません。「〇〇歳まで」「女性限定」のように属性で人を除く表現は、この基準に触れるおそれがあります(当社の見方)。国内でも募集・採用での年齢や性別の扱いにはルールがあるため、別に確認します(後述)。

もう1つ、ポリシーは詐欺の例として、不正な申し出やありえない申し出(例は金銭的な利益の保証)と、確認されていないメッセージの経路などへの誘導を挙げています。「スマホだけで誰でも月30万円」のような在宅・副業の高収入をうたう表現は避けます。広告からメッセージアプリへ直接送る導線も、最初の検証では避けます(当社の見方。公式ヘルプも、直接開けるWebのLPを勧めています)。

審査用クローラーが読める公開ページにする

OpenAIは、審査のためにクローラーでLPを訪問し、LPの内容を広告を出す場面の判断にも使う場合があると書いています。審査に必須なのは OAI-AdsBot です。ログインが必要なページ、アプリでしか開けないページ、地域で閲覧を制限したページは、審査に必要な内容が読めないことがあるとされています。会員だけが見られる求人のページは、LPに向きません。設定の確認はクローラー許可の記事で扱っています。

自動で作られる広告と、クリエイティブ強化の設定

登録の途中で作る最初の広告

アカウント登録の途中でサイトのURLを入れると、Ads Managerがサイトをもとに最初の広告を作るのを手伝います。この広告は「審査を通ると公開される」と案内され、請求やキャンペーンの条件がそろえば配信と広告費の発生が始まり得ます。求人サイトや採用サイトのURLから作った場合は、文面・画像・リンク先が特定の求人に触れていないかを確かめ、準備が整うまではキャンペーンを一時停止しておきます。

2026年10月30日から自動で有効になるクリエイティブ強化

クリエイティブ強化は、会話の文脈や利用者の関心、既存の広告、LPの内容をもとに広告を調整する機能です。見出し・説明文の作成や変更、翻訳、画像のリサイズに加えて、リンク先URLを「サイト内の関連するページ」へ誘導するよう最適化することがあるとヘルプに書かれています。有効にしていると、各バージョンを確認・承認しなくても配信され得て、すべてのバージョンのプレビューもありません。

2026年10月30日から、新規・既存のキャンペーンで自動的に有効になります。 すでにアカウント単位・キャンペーン単位でオプトアウト(オフに)している設定は維持され、キャンペーンの設定がアカウントの既定より優先されます。設定は Ads Manager の「Manage settings」から、10月30日の前でも後でも変えられます。

求人が多く載ったサイトでは、LPにある個別の求人をもとに文面が作られたり、リンク先が求人の詳細ページに変わったりする可能性を否定できません(当社の見解。どのページが選ばれるかは原典に書かれていません)。そのため当社は、求人サイト・採用サイトに送るキャンペーンでは、オフにすることを検討するよう勧めます(当社の提案)。

当社の画面では、2026年10月5日時点で、キャンペーンの下書きにあったテキストのカスタマイズの設定をOffにして保存しても、再読み込みするとOnに戻ることがありました。この設定がクリエイティブ強化と同じものかは確認できていません。設定後は画面で今の状態を確かめます。判断の材料はクリエイティブ強化の記事で整理しています。

相談場面から訴求を組み立てる

OpenAIは2026年8月31日の発表で、ChatGPTの利用場面の例に「仕事を探す」を挙げ、利用者が目的・重視すること・制約を説明する場だとしています。転職や就職は、求人を見る前に「何から決めるか」を相談する場面が多い分野だと当社は考えています。求人を示さずに組み立てる例を挙げます(当社の作例で、実在の事例ではありません。人材紹介・派遣の行は、出せるかを審査で確かめる前提の例です)。

相談場面の例

訴求の例

LPの例

未経験からITエンジニアに転職したいが、何から始めるか分からない

未経験者向けの講座と無料のキャリア面談

講座の説明会の予約ページ

地元に戻って働きたいが、地方の求人の探し方が分からない

地域に強い転職支援への登録

求人を載せない登録ページ

初めて派遣で働くので、登録から仕事が始まるまでの流れを知りたい

派遣の仕組みと登録会の案内

登録会の予約ページ

採用担当者として、応募が集まらず求人の書き方を見直したい

採用支援サービス・ATSの紹介

サービス紹介・資料請求のページ

コンテキストヒント(広告グループに書く補足情報)は、公式の書き方に沿って「何を・誰に・いつ役立つか」を文で書きます。例えば「未経験からITエンジニアへの転職を考える社会人向けの、平日夜のオンライン講座と無料のキャリア面談」です。公式は「ある顧客層に届けたいということだけでは、関連性の根拠にならない」と書き、ヒントで地域・時間帯・除外を強制できないとも明記しています。「転職希望者に表示したい」と書くのではなく、サービスが役立つ状況を書きます。書き方はコンテキストヒントの記事で扱っています。

広告が出ない会話と、届かない利用者

ポリシーは、個人的で重大な状況や、感情的に弱っている状況の会話、心身の健康に関する会話には広告を出さないとしています。解雇や退職勧奨、職場の人間関係、心身の不調による休職の相談は、会話の内容によってはこれに当たり、広告が表示されない可能性があります(当社の解釈)。センシティブな会話を広告の対象外にする仕組みは、広告主が変えられません。訴求は「選び方」「進め方」の相談場面で組み立てます。

また、OpenAIは18歳未満と判定したアカウントに広告を表示しません。ヘルプにあるキャンペーンの配信の条件は、地域(国など)・プラットフォーム・カスタムオーディエンス(顧客や見込み客のリスト)で、年齢や性別を指定する項目は見当たりません(ターゲティングの記事)。高校生を主な対象にした訴求は、この媒体に向きにくいと考えます(当社の見方)。

応募・登録までを測る

採用は、応募から内定・入社までに時間がかかります。ChatGPT広告で測る成果は、その手前の行動に置きます。開発者向けドキュメントの標準イベントのうち、採用に関わりそうなものは次のとおりです。

行動

標準イベント

ドキュメントの説明

求人サイト・人材サービスの会員登録

registration_completed

アカウントやイベントの登録を完了した

問い合わせ・資料請求・応募フォームの送信

lead_created

リードのフォームを送信した、または連絡を依頼した

キャリア面談・登録会・説明会の予約

appointment_scheduled

面談・デモ・相談を予約した

成果最適化(Conversion optimization)で最適化できるのは1キャンペーンに標準イベント1つで、任意のイベントは使えず、作成後に変えられません。公式は、発生が少なすぎるイベントは成果の判断が難しくなるとも書いています。月に数件しか起きない成果なら、より手前の登録で最適化する、または目的を「クリック」にしたキャンペーンでイベントが届くことを先に確かめる進め方もあります(当社の提案)。設置はPixelの記事で扱っています。

レポートの帰属期間は、クリック後が最長30日、表示後が最長1日です。内定や入社まで追うには、登録や応募にUTMなどの流入元を残し、自社の採用管理の記録と突き合わせます。過去の応募者や登録者のリストを広告に使う場合は、同意と利用目的を社内で確かめます(カスタムオーディエンスの記事。個人情報保護法などへの適合は別に確認します)。

国内の法令は別に確認する

OpenAIのポリシーは、登録や免許が必要な商品・サービスを広告する広告主に、その資格の維持と法令の順守を求めています。

そのうえで、職業安定法(求人等に関する情報の的確な表示など)、募集・採用での年齢や性別の扱いに関するルール、景品表示法などへの適合は、OpenAIの審査とは別に確認してください。 OpenAIの審査に通ったことは、国内のルールに適合していることの確認にはなりません。広告文とLPを社内で確認する担当者と手順を、入稿の前に決めておきます。

この記事で分からないこと

次の点は、確認した原典に書かれていません。

  • 「求人を掲載するプラットフォーム」の範囲。 自社の採用サイト・人材紹介・人材派遣が含まれるか
  • 「特定の掲載に触れる」の範囲。 職種の分野や地域の名前、求人数の表示が当たるか
  • 求人一覧・検索結果のページをLPにした場合の判断
  • 「job listings」に含まれるもの。 業務委託の案件、インターン、アルバイト、ボランティアの募集
  • 採用・人材サービスがどの領域に入るか。 初期の中心領域の例にも、開始時点で不可の例にも名前がありません
  • クリエイティブ強化で、リンク先にサイト内のどのページが選ばれ得るか
  • 自社の広告が審査に通るか。 実際の審査の結果で決まります

入稿前チェックリスト

  • [ ] 広告文・画像に、会社名と職種・勤務地の組み合わせ、給与、募集人数、締切などを入れていない
  • [ ] LPに特定の求人の紹介がない(「新着求人」「おすすめ求人」の枠も含めて確認した)
  • [ ] LPはログインなしで開け、OAI-AdsBot を止めていない
  • [ ] 求人数・内定率・年収などの数字は、時点と条件をLPに書けるものだけにした
  • [ ] 年齢・性別などの属性で人を除く表現や、高収入を保証するような表現がない
  • [ ] 登録の途中でサイトのURLから作った広告は、文面・画像・リンク先を確かめた
  • [ ] クリエイティブ強化を、キャンペーン単位でオンにするかオフにするか決め、画面で今の設定を確かめた
  • [ ] 成果(登録・応募・面談予約など)のイベントを決め、テストで届くことを確かめた
  • [ ] 職業安定法・募集の年齢や性別のルール・景品表示法の確認を、社内の手順で済ませた

よくある質問

Q. 人材紹介会社は「非公開求人」を訴求に使えますか。 まず、人材紹介が「求人を掲載するプラットフォーム」に当たるかは書かれておらず、出稿できるか自体を審査で確かめる必要があります。そのうえで、非公開求人の年収・職種・企業の特徴を例として示すと、特定の求人に触れると判断される可能性があります(当社の見方)。「非公開求人を扱っている」という一般的な説明が当たるかも、原文に書かれていません。当社は、面談で何を相談できるかを中心に組み立て、求人の中身は面談の場で扱うことを勧めます。

Q. 学生向けのアルバイトやインターンの募集に使えますか。 個別のアルバイト・インターンの募集は、個別の求人の広告に当たると当社は考えます(アルバイト・インターンが「job listings」に含まれるかは原文に書かれていません)。前述のとおり、18歳未満と判定したアカウントには広告が表示されず、年齢を指定する項目も見当たりません。大学生向けの就職支援サービスのように、特定の募集に触れないサービスの訴求で検討します。

Q. 求人アプリのインストールを広告で増やせますか。 開発者向けドキュメントでは、アプリのインストールのイベント(app_installed)はブラウザのPixelでは送れず、Conversions API で送るイベントです。審査の面では、クローラーのヘルプが、アプリストアへのリンクやディープリンクでは審査に必要な内容を読み取れないことがあるとして、可能な限り直接開けるWebのLPを使うよう勧めています。リンク先の転送先を確かめ、広告とリンク先が特定の求人に触れない形で組み立てます。計測ツール(MMP)との連携とリンク先の設定はアプリの記事で扱っています。

Q. 自社の会社説明会や採用イベントの参加予約を広告できますか。 原文に、説明会や採用イベントについての定めはありません。特定の職種の募集と一体になった説明会は、個別の求人の広告に近いと当社は考えます。会社の事業や働き方を知るイベントとして組み立て、予約ページに募集要項を載せない形が考えられます。ただし、自社の採用の訴求が出せるか自体が原文から判断できないため、可否は審査で確かめてください。

Q. 広告を出すと、ChatGPTの回答で自社の求人や会社が紹介されやすくなりますか。 いいえ。OpenAIは、広告はChatGPTの回答に影響せず、回答とは分けて表示されると書いています。広告の審査に通っても、回答の内容は変わりません。広告と、AIの回答から自然に紹介されることの違いは、LLMO・GEOの記事で整理しています。

まとめ

  • 個別の求人の広告は禁止。求人を掲載するサイトへのリンクは、広告素材とLPが特定の求人に触れなければ認められている
  • 採用・人材サービスがポリシー上どの領域に入るか、自社の採用サイト・人材紹介・派遣が「プラットフォーム」に当たるかは書かれていない。出せるかは審査で決まる
  • 検討しやすいのは、求人サイトの会員登録・採用担当者向けのサービス・就職や転職の講座など、特定の求人を示さない訴求
  • LPは求人を載せない公開ページにし、根拠のない成果の数字や属性で人を除く表現を避ける
  • 2026年10月30日から新規・既存のキャンペーンで自動的に有効になるクリエイティブ強化は、文面とリンク先を変え得る(既存のオプトアウトは維持)。求人が多いサイトではオフを検討する(当社の提案)
  • 職業安定法・募集の年齢や性別のルール・景品表示法への適合は、OpenAIの審査とは別に確認する

自社の採用の訴求とLPが個別の求人の広告に当たらないかを入稿前に整理したい場合は、検討している広告文とLPのURLをお手元に用意のうえ20分の無料相談をご利用ください。審査の結果を保証するものではありませんが、広告ポリシーの原文と照らして確認点を整理します。

出典

いずれも2026年10月29日に本文を確認しています。管理画面の表示は、当社が2026年10月5日に作業の中で確認したものです。

変更履歴

日付

内容

2026年10月29日

初版。広告ポリシーv1.6、ヘルプセンター10本、開発者向け文書1本、公式発表1本、国内の公的機関のページ3本を確認

次回確認予定:2026年11月上旬。 広告ポリシーの「Housing and jobs」の記述と版、初期の中心領域の記述、クリエイティブ強化のリンク先の説明を確認します。

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