CHATGPT ADS GUIDE 47 / アカウント構成

2026年10月最新版

ChatGPT広告のアカウント構成|キャンペーン・広告グループ・広告の分け方

ChatGPT広告は、キャンペーン(目的・予算・地域)、広告グループ(テーマ・コンテキストヒント・入札)、広告(見出し・説明文・画像・URL)の3階層で作ります。

本記事は、OpenAIのヘルプセンター・開発者向けドキュメントの本文と、OpenAIが公開している広告主の事例(2026年10月29日に確認)に基づいています。事例は広告主の説明で、当社は元の広告アカウントを確認していません。整理と提案は株式会社Ikigaiの見解です。

この記事の要点

  1. ChatGPT広告は、キャンペーン→広告グループ→広告の3階層で作ります。 キャンペーンで目的・予算・期間・国や地域を、広告グループでテーマ・コンテキストヒント・入札を、広告で見出し・説明文・画像・リンク先URLを決めます。ブランド名や通貨などは、その上のアカウントで決まります。
  2. キャンペーンは「予算・目的・成果イベント・国や地域を分けたいとき」に分け、広告グループは「メッセージやLP、入札を変えたいとき」に分けます。 公式も、目的・地域・商品カテゴリが大きく違えばキャンペーンを分け、メッセージやLPが違う使いみちは広告グループを分けるよう勧めています。目的・課金方式・成果イベントは作成後に変えられないため、作る前に決めます。
  3. 分けすぎると、予算と成果のデータが細切れになります(当社の見解)。 日予算にはキャンペーンごとに最低額(日本円で2,500円)があり、成果が少ないと判断もしにくくなります。最初は少なく作って、成果を見ながら広げます。命名規則とUTMの付け方は、作り始める前に決めておきます。

読んでほしい人:ChatGPT広告のアカウントをこれから作る、または作ったアカウントを整理し直したい広告担当者・運用担当者。
この記事で扱わないこと:コンテキストヒントの書き方はコンテキストヒントの作り方、入札方法の選び方は入札戦略の記事、作成の手順全体は始め方の記事で扱います。

3つの階層と、それぞれで決めること

公式ヘルプは、すべてのキャンペーンが同じ構造に従うと説明しています。キャンペーンが全体の目的と予算を決め、広告グループがその目的を特定のテーマや意図に分け、広告が利用者に表示される素材の単位になります。

階層

決めること

主な根拠

アカウント

ブランド名(広告に出る名前)・ロゴ、国や地域・通貨・タイムゾーン、請求、データソース(計測)

アカウント設定・計測のヘルプ

キャンペーン

名前、目的(表示・クリック・成果)、成果イベント(成果を目的にする場合)、予算(総額か日予算)、開始日と終了日、国や地域、プラットフォーム、含める・除くカスタムオーディエンス

キャンペーン作成のヘルプ

広告グループ

名前(テーマ)、コンテキストヒント、入札の方法と上限、オーディエンスごとの入札の調整。商品フィードでは対象の商品と広告テンプレート

広告グループ・入札・商品フィードのヘルプ

広告

見出し・説明文、画像(1枚、またはマルチ画像広告では4〜6枚)、リンク先URL

広告作成のヘルプ

図1:ChatGPT広告の構成と、各階層で決めること。OpenAIのヘルプセンターと開発者向けドキュメントをもとに当社作成。
図1:ChatGPT広告の構成と、各階層で決めること。OpenAIのヘルプセンターと開発者向けドキュメントをもとに当社作成。

計測用のパラメータ(Landing page query parameters)は、キャンペーン・広告グループ・広告のどの階層でも設定できます。2026年10月30日から新規・既存のキャンペーンで自動的に有効になるクリエイティブ強化も、アカウントの既定とキャンペーンごとの設定があり、キャンペーンの設定が優先されます。

開発者向けドキュメントは、予算をキャンペーンで決め、その予算を配下の広告グループで分け合うと説明しています。そして「予算を分けたいなら、キャンペーンを分ける」と書いています。予算を広告グループごとに割り振る設定は、確認した原典にはありません。

1つの広告主に1つのアカウント

アカウント設定のヘルプは、複数の広告主を担当する場合は、広告主ごとにアカウントを作るよう書いています。同じOpenAIのログインで、所属するアカウントを切り替えられます。ブランド名・ロゴはアカウントの設定なので、見せ方の違う複数のブランドを1つのアカウントで出し分けることは想定しにくいと当社は考えています。

アカウントの通貨で最低日予算が、タイムゾーンで日予算の1週間(予算週。日曜〜土曜)の区切りが決まります。どちらも作成後に変えられません(次の節)。

作った後に変えられない設定

構成を決める前に、後から変えられない設定を知っておくと、作り直しを減らせます。

設定

階層

変えたいとき

国や地域・通貨・タイムゾーン

アカウント

作成後は変更不可

目的(表示・クリック・成果)

キャンペーン

新しいキャンペーンを作る(複製で目的を変えた新しいキャンペーンを作ることもできる)

成果を目的にした場合の課金方式(クリック・表示)

キャンペーン(ヘルプの記載。開発者向けでは広告グループの項目)

クリック課金から表示課金へは複製(Clone Campaign)で移る。それ以外は新しいキャンペーンを作る

成果イベント

キャンペーン

新しいキャンペーンを作る

予算の種類

キャンペーン

総額予算から日予算へは変えられるが、変えた後に総額予算へ戻すことはできない

広告が属する広告グループ

広告

別の広告グループへ移せない(開発者向けドキュメント)。新しい広告を作る

キャンペーンの複製(Clone Campaign)は、目的や課金方式を変えた新しいキャンペーンを作る機能です。目的と課金方式を変えずに複製することは、2026年10月29日時点ではできません。同じ目的のキャンペーンをもう1つ作るときは、「Create」→「Create campaign」から、設定・広告グループ・広告を入力し直します(キャンペーン作成のヘルプ)。

構成の実務では、目的と成果イベントの組み合わせごとにキャンペーンが1つ要ると考えておくと分かりやすくなります(当社の整理)。成果を目的にするキャンペーンは、1つのキャンペーンにつき標準イベントを1つ選びます。資料請求と購入の両方を成果として最適化したいなら、キャンペーンは2つになります。

キャンペーンを分ける基準

キャンペーン作成のヘルプは、ベストプラクティスとして次の4つを挙げています。

  • キャンペーンは、別々の事業の目標や施策ごとに組み立てる
  • 目的・地域・商品カテゴリが大きく違うなら、キャンペーンを分ける
  • キャンペーン名は、レポートと管理がしやすいよう、分かりやすく一貫させる
  • 1つのキャンペーンに複数の広告グループを作り、テーマ・価値の訴求・メッセージの方向性を試す

これを、キャンペーンでしか決められない設定と合わせて整理すると、分ける理由は次のようになります。

分ける理由

例

当社の見解

予算を別に管理したい

常時の集客と、期間限定のセール

予算はキャンペーンでしか決められないため、分ける

目的・成果イベントが違う

認知を広げる表示と、資料請求の成果

作成後に変えられないため、分ける

国や地域が違う

日本と台湾

地域の指定はキャンペーンの設定。コンテキストヒントでは地域を限定できない

期間が違う

年末のセール、新商品の発売

開始日・終了日はキャンペーンの設定

含める・除く対象者が違う

既存の顧客を除いた新規向け

カスタムオーディエンスの指定はキャンペーンの設定

商品フィードか標準か

商品カタログの広告と、ブランドの広告

作るときにキャンペーンの種類として選ぶ

クリエイティブ強化を使うか

価格表現に決まりのある商材だけオフ

キャンペーンの設定がアカウントの既定より優先される

地域について補足します。商品フィードの新しいキャンペーンは、地域を国単位でしか指定できません。標準のキャンペーンでは、国によって州・市・郵便番号などの単位も選べる場合があります(日本でどの単位を選べるかは、設定の画面で地域を検索して確かめます)。また、一部の新しいセルフサーブのアカウントは、最初はアカウントの国にしか配信できません。地域の指定の詳細はターゲティングの記事で扱っています。

広告グループを分ける基準

広告グループのヘルプは、次のように勧めています。

  • 共通の商品カテゴリ・サービス・テーマ・顧客のニーズで、広告をまとめる
  • 広告グループの目的が分かる名前にする
  • 違うメッセージやLPが必要な使いみちは、別の広告グループにする
  • 1つの広告グループに複数の広告を入れ、同じテーマへの違う切り口を試す

ヘルプの例は、水道工事の会社が「緊急の修理」と「予防のための点検」を別の広告グループにするものです。同じ事業でも、顧客のニーズが違うからです。

コンテキストヒントは広告グループの単位で設定します。ヒントは配信のルールではなく、地域・日程・除外を指定することもできません。ヒントを書き分けたい単位が、広告グループを分ける単位になります。顧客の相談場面や検討段階から広告グループを分ける手順は、コンテキストヒントの作り方で扱っています。

入札も広告グループの単位です。入札を変えたい相談場面があれば、広告グループを分けます。オーディエンスごとの入札の調整も広告グループで設定します(カスタムオーディエンスは、入札の調整に使う場合も一致した利用者が25,000人以上必要)。入札方法の違いは入札戦略の記事で扱っています。

商品フィードのキャンペーンでは、広告グループで対象の商品を絞ります。ヘルプは、標準の絞り込みで足りない場合、フィードの ads_metadata に bidding_tier や product_line のような値を入れ、それで商品を分けて広告グループを作る方法を紹介しています。広告テンプレートは広告グループに1つです。

広告:1つの広告グループに複数

広告作成のヘルプは、1つの商品・サービスについて、見出しと説明文の組み合わせを数多く、多様に用意するよう勧めています。広告が関連し得る機会を、システムが見つけやすくなるからです。各組み合わせは、同じメッセージの繰り返しではなく、違う角度を持たせます。

構成の面で押さえたいのは次の3点です。

  • 広告は広告グループの中に作る。 開発者向けドキュメントによると、作った広告を別の広告グループへ移すことはできません。広告グループの分け方を先に決めます
  • 形式は広告ごとに選ぶ。 単一画像か、2026年10月26日からオープンベータのマルチ画像広告かは、広告を作るときに選びます。マルチ画像広告は表示・クリック・成果の標準キャンペーンで使えます(日本のアカウントで選べるかは原典に書かれていません)
  • リンク先は広告ごとに1つ。 違うLPに送りたい広告は、テーマが違うなら広告グループごと分けます

1つの広告グループに何本の広告を入れるかの公式の目安はありません。当社は、1つの広告グループに角度の違う広告を少なくとも3本置くことを勧めています。ただし日予算が少ない場合は、2〜3本に絞ります(1本あたりのクリックが集まらないため)。

公式事例に見る分け方

OpenAIの事例ページで、広告主が説明している構成を整理します。いずれも広告主の説明で、構成と成果の因果関係は分かりません。成果の数字の読み方は公開事例の数字を読む記事で扱っています。

広告主(匿名)

キャンペーンの分け方

広告グループ・広告・LP

AI語学学習アプリP

地域ごと。新しい国が使えるようになると、通常1〜2日で追加

語学学習の目的ごとに広告グループ。ヒントで各グループのニーズを説明し、グループの中で広告文と画像を試した

フォーム作成SaaS AC

一般向け・ブランド・用途別の3種類。表示の目的で始め、クリック、成果の目的へ広げた

専用のLPへ送るキャンペーンと、ChatGPTの中で自社のプラグインを使ってもらう経路の両方を試した

PCパーツ・家電EC事業者M

常時の商品フィードのキャンペーンと、セールなどの季節のキャンペーン(クリック課金の標準キャンペーン)を組み合わせた

商品フィードでは、指定した商品の広告が自動で作られる

オンライン法務書類サービスR

利用者が必要としていそうな書類1つに絞ったキャンペーンが最も強かったと説明

委任状の広告は委任状のページへ、というように書類ごとのページへ送った

住宅サービス仲介AB

約20の住宅サービスのカテゴリで始め、成果最適化のキャンペーンで手応えを得てから、30近いカテゴリを追加

公開されていない

当社が読み取る点は2つです(当社の解釈)。1つは、キャンペーンにする単位は広告主によって違うことです。AI語学学習アプリPは地域をキャンペーン、学習の目的を広告グループにしています。一方、オンライン法務書類サービスRとフォーム作成SaaS ACは、書類や用途といった顧客のニーズそのものをキャンペーンの単位にしています。成果を別に見て予算を動かしたい単位をキャンペーンにしている、と読めます。もう1つは、最初から全部を作らず、使える市場や機能が増えるのに合わせて、または手応えを見てから広げていることです(P・AC・AB)。

分けすぎの問題

ChatGPT広告では、次の理由で分けすぎに注意が必要です(当社の見解。根拠は各項目のとおり)。

  1. 最低日予算はキャンペーンごとにかかる。 日本円の最低日予算は2,500円です(キャンペーン作成のヘルプの通貨別の表)。日予算のキャンペーンを3つに分ければ、日予算の合計は少なくとも7,500円になります(2,500円×3の当社計算で、配信の実績ではありません。日予算は予算週の平均で、1日の消化は設定額の2倍まで振れることがあります)。また、日予算と固定の入札を組み合わせるキャンペーンでは、日予算を、配下の広告グループのうち最も高い実効の入札額(オーディエンスの入札調整を含む)より低くできません(日予算のヘルプ)。
  2. 成果のデータが細切れになる。 成果を目的にするキャンペーンのヘルプは、十分なシグナル(件数)がある成果イベントを選ぶよう勧め、まれにしか起きないイベントは評価が難しくなると書いています。同じ成果イベントでキャンペーンを細かく分けると、1つあたりの件数はさらに減ります。
  3. 予算の種類と入札の組み合わせに制約がある。 開発者向けドキュメントでは、自動の入札「成果を最大化」は日予算のキャンペーンで使い、総額予算は固定の入札と組み合わせます。キャンペーンを分けるときは、予算の種類と入札方法の組み合わせも決めることになります。
  4. 管理の手間が増える。 広告グループごとにヒント・入札・広告を見直す必要があり、ヒントの更新やレポートの確認も分けた数だけ増えます。

一方、まとめすぎにも問題があります。予算を分けたいもの、地域や目的が違うものを1つのキャンペーンに入れると、配分を自社で決められません。メッセージやLPの違う使いみちを1つの広告グループに入れると、ヒント・広告文・LPがそろわなくなります。

当社は、最初は「キャンペーンは目的と予算の単位で1〜3つ、各キャンペーンに広告グループを2〜5つ、各広告グループに広告を3本以上」程度から始め、成果を見て広げることを勧めています。これは公式の基準ではなく、日予算の下限とデータの量から考えた当社の目安です。予算の決め方は費用の記事、判断の時期はテスト運用の記事で扱っています。

なお、1つの広告アカウントに置けるキャンペーン・広告グループ・広告は、それぞれ5,000件までです(ヘルプ)。

命名規則とUTMの例

命名規則

キャンペーン作成のヘルプは、キャンペーン名を分かりやすく一貫させるよう勧めています。一括入稿では、キャンペーン名・広告グループ名は重複させず、タブの間で完全に一致させる必要があります。開発者向けドキュメントは、名前での検索は大文字と小文字を区別せず、複数の結果が返ることがあるため、連携ではIDを保存して使うよう書いています。

当社は、次のような命名規則を勧めます。名前を見ただけで、どの設定のものか分かるようにするためです。

階層

型(当社の例)

例

キャンペーン

国_目的_商材や施策_開始年月

JP_成果_資料請求_202611

広告グループ

商材_相談場面や用途_入札

勤怠_乗り換え検討_自動

広告

形式_切り口_版

単一_導入期間_v1、マルチ_画面紹介_v1

区切りの記号、日本語か英語か、日付の書き方は、社内で1つに決めます。運用の途中で規則を変えると、過去のレポートと比べにくくなります。

UTMの付け方

UTMなどの計測用のパラメータは、広告のリンク先URLに直接書くか、キャンペーン・広告グループ・広告の編集画面の「Landing page query parameters」に書きます。{campaign_id}・{ad_group_id}・{ad_id}・{ad_account_id} は、配信のときに実際の値が入ります(ヘルプ)。

開発者向けドキュメントは、例として次の値を載せています。

utm_source=openai&utm_medium=paid&utm_campaign={campaign_id}&utm_content={ad_id}

当社は、この形をキャンペーンの階層に一度だけ設定し、同じキーを広告グループや広告で重ねて書かないことを勧めます。同じキーが複数の階層にある場合、ヘルプでは広告のURLに書いた値が最優先で、次に広告・広告グループ・キャンペーンの順に優先されます。開発者向けドキュメントでは、アカウントの設定が既定値になります。

IDで受け取る場合、アクセス解析にはキャンペーン名ではなくIDが残ります。Ads Managerから一覧を書き出し、IDと名前の対応表を作っておくと、アクセス解析の数字を構成に結びつけられます(当社の提案)。

商品フィードを使うアカウントは、パラメータの優先順位にも注意します。開発者向けドキュメントによると、旧方式(Legacy ordering)のアカウントは、2026年11月5日までに新しい方式へ移る必要があります。新しい方式では、フィードのURLのパラメータより、アカウント〜広告の設定が優先されます。

UTMの設計全体は効果測定の記事で扱っています。

この記事で分からないこと

  • キャンペーンの数や広告グループの数の最適な目安。 公式は分け方の考え方を示していますが、数の目安は示していません。本文の数は当社の目安です
  • キャンペーンの構成が予算の消化の速さにどう影響するか。 よくある質問は、ベータ期間中は構成・目的・対象者などで消化の速さが変わり得ると書いていますが、どう変わるかは説明していません
  • 公式事例の構成の細部。 事例ページは方針を説明していますが、キャンペーンや広告グループの数、予算の配分は公開されていません

構成を決めるときのテンプレート

作り始める前に、次を埋めます。

  • [ ] 広告主(ブランド)は1つか。複数なら、広告主ごとにアカウントを分ける
  • [ ] アカウントの国や地域・通貨・タイムゾーン(作成後は変えられない)
  • [ ] 成果にするイベントと、計測の方法(Pixel・Conversions API)
  • [ ] キャンペーンの一覧:目的・成果イベント・予算の種類と金額・期間・国や地域・対象者
  • [ ] 各キャンペーンの日予算が、最低日予算(日本円は2,500円)以上
  • [ ] 広告グループの一覧:テーマ(相談場面や用途)・LP・入札の方法
  • [ ] 広告の一覧:形式(単一画像かマルチ画像か)・切り口・見出しと説明文
  • [ ] クリエイティブ強化をオフにするキャンペーン
  • [ ] 命名規則(区切り・言語・日付の書き方)
  • [ ] UTMを設定する階層と値。IDと名前の対応表の作り方
  • [ ] 広げる順番(最初に作るもの、成果を見て足すもの)

よくある質問

Q. キャンペーンと広告グループ、どちらで分ければよいか迷います。 予算・目的・成果イベント・期間・国や地域・対象者を分けたいならキャンペーンです。これらはキャンペーンでしか決められないためです。メッセージ・LP・コンテキストヒント・入札を変えたいなら広告グループです。迷ったら「この違いのために、予算を別に持つ必要があるか」で判断します(当社の提案)。

Q. 地域ごとに広告グループを分ければ、地域別に配信できますか。 できません。地域の指定はキャンペーンの設定で、コンテキストヒントには地域を限定する働きがありません。ヘルプも、ヒントは配信のルールではなく、地域・日程・除外を指定できないと書いています。地域ごとに配信先を分けたいなら、キャンペーンを分けて、それぞれで地域を指定します。

Q. 同じ商品や相談場面を、複数のキャンペーンや広告グループで狙ってもよいですか。 自社の広告どうしが同じ機会を争うのか、どれか1つが選ばれるのかは、確認した原典に書かれていません。当社は、同じ相談場面を複数の広告グループのヒントで重ねて狙わないことを勧めます。重なると、どの広告グループの成果かを読み分けにくくなるためです。

Q. 代理店と自社で、アカウントを分けるべきですか。 アカウントの単位は広告主です。ヘルプは、複数の広告主を担当する場合に広告主ごとにアカウントを作るよう書いています。同じ広告主を代理店と自社で運用する場合は、1つのアカウントにユーザーを招待し、役割(アカウントの管理者・メンバー・閲覧者)を分ける形になります(ID・アクセス管理のヘルプ)。分担の考え方は自社運用と代理店支援の記事で扱っています。

Q. 構成を途中で変えても大丈夫ですか。 広告グループや広告の追加は、既存の構成のまま行えます(ヘルプ)。一方、広告を別の広告グループへ移すことはできず、目的や成果イベントは変えられません。大きく組み替えるときは、新しいキャンペーンを作って並行で配信し、古いキャンペーンを止める流れになります(当社の提案)。

まとめ

  • ChatGPT広告は、キャンペーン(目的・予算・期間・地域・対象者)、広告グループ(テーマ・ヒント・入札)、広告(見出し・説明文・画像・URL)の3階層。ブランド名・通貨などはアカウントで決まる
  • 予算・目的・成果イベント・地域・期間を分けたいならキャンペーン、メッセージ・LP・入札を変えたいなら広告グループで分ける
  • 目的・課金方式・成果イベント、アカウントの国や地域・通貨・タイムゾーンは後から変えられない。広告も別の広告グループへ移せない
  • 分けすぎると、キャンペーンごとの最低日予算とデータの量で無理が出る。少なく始めて広げる(当社の見解)
  • 命名規則とUTMは作り始める前に決め、UTMは1つの階層だけに設定する

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出典

いずれも2026年10月29日に本文を確認しています。事例は各広告主の説明です。

変更履歴

日付

内容

2026年10月29日

初版。ヘルプセンター17本、開発者向けドキュメント3本、OpenAIの事例ページ5本の本文を確認

次回確認予定:2026年11月上旬。 キャンペーン作成のベストプラクティスの更新、商品フィードのパラメータの旧方式の移行期限(2026年11月5日)以降の扱い、事例ページの追加を確認します。

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