SEO / LLMO GUIDE 09 / 費用相場

2026年11月最新版

SEO・LLMO外注の費用相場|LLMOを別料金にする必要はあるか

SEO・LLMOの外注費は、記事単価・月額の運用・単発の診断・LLMOのメニューのどれを頼むかで桁が変わり、相場は1つに決まりません。

他社の料金は、各社の公式の料金ページの記載(2026年11月4日に本文を確認)だけを、社名を伏せて載せています。料金は変わることがあるため、依頼する前に各社のページで確かめてください。Google・Microsoft の立場は公式資料(同日に確認)に基づいています。整理と提案は株式会社Ikigaiの見解です。

この記事の要点

  1. SEO・LLMOの外注費は、何を頼むかで桁が変わります。 2026年11月4日に確認した4社の公式の料金ページには、記事1本4,980円(税別)、月額10万円〜の支援、月額50万円〜(契約期間半年〜)のコンサルティング、一式150万円(契約期間1か月)の戦略設計などが並んでいました。記事・月額の運用・単発の診断・LLMOのメニューで料金の形が違うため、公開されている料金を集めても「相場」は1つに決まりません。本記事では平均を出していません。
  2. LLMOを別料金にするかは、作業の重なりで判断します。 Googleは、Google検索の観点では生成AI検索への最適化もSEOであることに変わりはないと書いています。構造化データ・llms.txt・FAQの整備・記事制作は、通常のSEOの作業と重なります。当社の見解では、追加の作業として実体があるのは、主にAIの回答での表示の定点計測と、その結果に基づく直しです。
  3. 比べるときは、月額ではなく範囲・期間・税の表記をそろえます。 同じ「記事」でも、文字数・工程・確認の範囲が違えば単価は比べられません。料金ページに税込・税別の表記がない会社もありました。

読んでほしい人:SEO・LLMOの外注費が妥当かを確かめたい、またはLLMOの追加費用を提案された企業のWeb担当・マーケティング責任者。
この記事で扱わないこと:手元の見積書の読み方はSEO会社の見積書の見方、LLMOでやることはLLMO対策とはで扱います。

料金の形は4つに分かれる

SEO・LLMOの外注の料金は、公開されている料金ページを見ると、おおむね次の4つの形で示されています(当社の整理)。

料金の形

何に払うか

比べるときに見ること

記事単価

記事1本ごとの制作

文字数、工程(構成・執筆・確認・修正・入稿)、画像、最低の本数

月額の運用・コンサルティング

毎月の計画・分析・レポート・定例・提案。記事の本数を含むこともある

記事の本数を含むか、実装まで行うか、契約期間

単発の作業(診断・設計・調査)

1回の診断、戦略設計、調査のレポート

実装を含むか、その後の月額の支援が別か

LLMOのメニュー

AIの回答での表示の診断・計測、LLMO向けとされる整備、記事

通常のSEOの作業とどこが重なるか

同じ会社が複数の形を組み合わせていることも多く、見積書では「月額+初期費用+記事単価×本数+実費」のように足し算になります。

図1:SEO・LLMO外注の料金の形は4つ。記事単価・月額の運用・単発の作業・LLMOのメニュー。公式の料金ページ4社(2026年11月4日確認)をもとに当社作成。
図1:SEO・LLMO外注の料金の形は4つ。記事単価・月額の運用・単発の作業・LLMOのメニュー。公式の料金ページ4社(2026年11月4日確認)をもとに当社作成。

公開されている料金の例(2026年11月4日確認)

業態の違う4社の公式の料金ページから、金額と、ページに書かれている範囲を写しました。社名は伏せ、プラン名は一般化しています。金額の「〜」は、ページの表記どおり「から」を表します。

会社

業態

主なメニューと金額(ページの記載)

含まれる範囲(ページの記載、要約)

契約期間

税の表記

SEO支援会社LE

記事制作中心

記事1本4,980円

キーワード・テーマの整理、AIによる初稿、検索意図・事実・日本語の確認、納品後の修正。8,000〜12,000字、月2本から(月100本まで)

ページに記載なし(月2本から)

税別

SEO支援会社LF

SEO・LLMOの総合(単発が中心+月額)

診断・内部の課題の特定15万円〜、キーワード・構造設計・主要ページの原稿30万円〜、記事1本25,000円〜(4,000字まで)・40,000円〜・80,000円〜、月額の伴走支援10万円〜、メディア運用 初期30万円+月額30万円〜(月5本〜)

設計系のプランは実装を含まない。実装まで行うプラン35万円〜。入稿・画像・監修はオプション

最低契約期間の縛りなし

ページに表記が見当たらない

SEO支援会社LG

LLMO中心

計測から実装の代行 初期5万円+月額10万円、現状の計測レポート1回5万円、記事を含むプラン月額15万円

代行:計測レポート、問いに答えるページの原稿 月2本、構造化・llms⁠.⁠txt・内部リンク、週次の計測・月次レポート。記事のプラン:記事 月60本前後の執筆と入稿など

最低3か月

税別(ページに「価格は今後見直すことがある」と記載)

SEO支援会社LH

コンサルティング中心

月額50万円〜、月額70万円〜(EC・ポータル向け)、戦略設計150万円(一式)、記事1本8万円〜

戦略設計、毎月の施策の提案、レポート・定例会、LLMOにも対応。生成AIでのブランドの認識の調査は関連サービスとして90万円〜(1ドメインあたり)

半年〜(戦略設計は1か月)

ページに表記が見当たらない

この4社は、業態の違いを示すための例です。市場の代表や、品質・成果の比較ではありません。各社のページには実績や事例の数字も載っていますが、本記事では料金と範囲の記載だけを扱っています。

例から読み取れること(当社の見解)

記事の単価は、範囲で10倍以上違う

記事1本の金額は、LEの4,980円(税別)から、LHの8万円〜まで、例の中だけで10倍以上の差があります。ただし、含まれる範囲が違います。LEはAIで初稿を作って人が確認する形で、文字数の幅も示しています。LFは同じ会社の中で、文字数の上限・確認の回数によって25,000円〜80,000円の3段階に分けています。

単価の差は、文字数・確認の工程・修正の回数・画像・監修・入稿のどこまでを含むかで生まれていると読めます。Googleは好む文字数はないと明記しているため、文字数の多さだけで単価を比べないことを勧めます。記事ごとの事実確認をどう行うかはAIで書いた記事はSEOで評価される?で扱います。

月額は「記事の本数を含むか」と「実装まで行うか」で変わる

月額の例は、LFの伴走支援10万円〜、LGの代行10万円(初期5万円)、LFのメディア運用30万円〜(初期30万円)、LHの50万円〜と幅があります。LFのメディア運用は記事を月5本〜含み、LHの月額は戦略・提案・レポート・定例が中心で、記事は別の単価(8万円〜/記事)として載っています。月額の大小だけでは、記事を何本含むかが分かりません。

LFは設計系のプランについて「実装を含まない」と明記し、実装まで行うプランを別に用意しています。内部対策や構造化データの改善を「提案まで」頼むのか「CMSへの反映まで」頼むのかで、同じ名前の作業でも金額が変わります。

LLMOのメニューは「診断」「継続支援」「調査」の形が多い

例の4社のうち3社が、LLMO(AIの回答への対策)の料金を示していました。LEは、記事の中でFAQなどを設計すると書いていますが、LLMOの別の料金は載せていません。

会社

LLMOのメニューの形

含まれる作業(ページの記載、要約)

LF

診断5万円、継続支援 初期30万円+月額30万円〜、SEOの設計にLLMOを加えたプラン50万円〜

主要なAIでの表示の分析、誤情報の確認、公式の情報ページ・FAQの整備、構造化データなどの技術面、記事制作、月次レポート

LG

現状の計測レポート5万円、計測から実装の代行 初期5万円+月額10万円

問いを決めた計測、問いに答えるページの原稿、構造化・llms⁠.⁠txt・内部リンク、週次の計測

LH

生成AIでのブランドの認識の調査 90万円〜(1ドメインあたり)

AIによる概要や ChatGPT がブランドをどう認識しているかの調査レポート

中身を見ると、構造化データ・llms.txt・FAQ・内部リンク・記事制作といった通常のSEOと重なる作業と、AIの回答での表示の計測・誤情報の確認という、AIの回答を対象にした作業が組み合わさっています。

LLMOを別料金にする必要はあるか

公式の資料の書き方を、作業ごとに並べます。

作業

公式の資料の書き方

通常のSEOとの重なり(当社の見解)

記事・FAQの整備

Googleは AI 向けの書き直しは不要とし、ありふれていない独自の内容を作るよう勧める。Microsoft は見出し・表・Q&Aで構造を整えることを勧める

記事制作・リライトの中で扱える

構造化データ

Googleは生成AI検索に構造化データは必須でなく、追加すべき特別なschema.orgもないと書く。リッチリザルトのために使い続けるのはよい。Microsoft はスキーマを勧める

内部対策の中で扱える

llms⁠.⁠txt

Google 検索は使わないと明記。他のサービスのために置くのは問題ないが、Google 検索での表示や順位に良くも悪くも影響しない

作るなら一度の作業。どのサービスで使われる想定かを確かめる

AIクローラーの許可設定

例:OpenAI は OAI-SearchBot を拒否したサイトは ChatGPT 検索の回答に表示されないと書く。必要な設定はサービスごとに違う

robots.txt・CDNの点検の一部

AIの回答での表示の計測

Googleは Search Console の生成 AI パフォーマンス レポートで表示回数を、Microsoft は Bing Webmaster Tools(公開プレビュー)で引用の回数を示す。ChatGPT・Perplexity・Claude で同じように見る公式の画面は、確認した資料にはない

追加の作業になりやすい。質問を決めて手作業で定点確認し、記録する

誤情報の確認と直し

確認した公式の資料に、サイト運営者向けの決まった手順は見当たらない

追加の作業になりやすい。回答の誤りを見つけ、自社のページの記載を直す

Googleは「Do you need an SEO?」のページで、SEO業者のサービスの例に生成AIの最適化を挙げつつ、AEO・GEOの助言が生成AI機能の最適化の公式のガイドに沿っているかを確かめるよう書いています。生成AI検索の最適化のガイドでは、Google検索の観点では生成AI検索への最適化も検索体験への最適化であり、SEOであることに変わりはないとしています。

当社の見解では、LLMOを別料金にすること自体が誤りなのではなく、別料金の中身が通常のSEOと重なっていないかが問題です。重なる作業(記事・構造化データ・内部リンク・クローラーの設定)は、SEOの月額の中で扱えるはずです。追加として説明しやすいのは、対象のAIサービスごとの定点計測、その報告、誤りの確認と直しです。別料金を提案されたら、作業ごとにSEO会社の見積書の見方の表で重なりを確かめてください。計測の方法はAI回答での自社表示の測り方、llms.txt の扱いはllms.txtとは、構造化データは構造化データとLLMOで扱います。

予算の考え方(当社の提案)

料金の例の中から自社に合う形を選ぶときは、金額より先に、何を社内でやり、何を外に出すかを決めます。

社内の状況

合いやすい料金の形

確かめること

編集者・SEOの担当がいて、書き手が足りない

記事単価

事実確認と修正の範囲、入稿の有無

担当はいるが、戦略・優先順位を決めきれない

単発の診断・設計+社内での実行

実装を含むか、診断の後の支援が別料金か

戦略から記事・改善まで任せたい

月額の運用(記事を含む)

記事の本数、リライト、実装、契約期間

AIの回答での自社の出方が気になり始めた

まず診断・定点計測

対象のAIサービス、質問の一覧、通常のSEOとの重なり

予算は、月額ではなく「最低契約期間の総額」で考えます。月額+初期費用+記事単価×本数+オプション(入稿・画像・監修)+ツール費を足し、最低契約期間を掛けます。税の表記がない料金は、税込か税別かを確かめてから足します。

当社の料金の考え方

GPT広告専門店のSEO・LLMO運用は、料金表ではなく、お客様が現在SEO・LLMO業務に支払っている月額(税別)を基準にしています。現契約の見積書・請求書・契約書のいずれかがあり、現在の月額が税別30万円以上(広告費・サイト制作費は含みません)、記事制作が月30本以内であれば、同じ本数・同じ範囲を現契約の半額で引き受けます。月30本超や1本1万字超の長文が中心の契約、多言語・10万ページ超・システム開発、医療・金融など毎本の専門家の監修、取材・撮影・動画が大半の契約、作業範囲が判断できない場合などは個別に金額を提示し、半額にならないこともあります。

SEOとLLMOを別メニューにせず、LLMO対応を理由にした追加請求はしません。初期費用・引き継ぎ費用はなく、最低契約は3か月(4か月目以降は1か月前の通知で終了)、税別です。検索順位・流入数・コンバージョン数・AI回答での表示や引用は保証しません。保証するのは、合意した本数と範囲を合意した月額で実行することです。

この記事で分からないこと

  • SEO・LLMO外注の費用の平均や中央値。 公式の統計はなく、公開されている料金の例を集めても、範囲が違うため平均にできません。本記事では作っていません。
  • 料金ページに書かれていない条件。 「〜」の上限、追加費用が発生する条件、途中解約の扱いなどは、見積もりで確かめる必要があります。
  • 税込か税別か(一部)。 LFとLHの料金ページには、確認した範囲で税の表記が見当たりませんでした。
  • 料金と成果の関係。 料金が高いほど順位や引用が増えるかを示す公式の資料はありません。Googleは、順位を保証できる人はいないと書いています。
  • LLMOの作業で、AIの回答での引用がどれだけ増えるか。 効果の大きさを示した公式の資料はありません。

費用を比べる前のチェックリスト

  • [ ] 頼みたい作業を、記事・月額の運用・単発の作業・LLMOのメニューに分けた
  • [ ] 記事の単価は、文字数・工程・確認・修正・画像・入稿の範囲をそろえて比べた
  • [ ] 月額に記事の本数・リライト・実装が含まれるかを確かめた
  • [ ] 最低契約期間と、期間の総額を出した
  • [ ] 税込か税別かを確かめた
  • [ ] LLMOのメニューの作業ごとに、通常のSEOとの重なりを確かめた
  • [ ] AIの回答での表示の計測は、対象のAIサービス・質問の一覧・頻度・報告の形を決めた
  • [ ] 料金ページの「〜」の条件と、追加費用が出る条件を見積もりで確かめた

よくある質問

Q. LLMO対策の費用の相場はいくらですか。 公式の統計はなく、1つの相場は示せません。本記事で確認した公式の料金ページでは、LLMOのメニューは、診断1回5万円、初期5万円+月額10万円の代行、初期30万円+月額30万円〜の継続支援、90万円〜の調査など、形も金額もさまざまでした(いずれも2026年11月4日時点のページの記載)。範囲が違うので、金額だけで比べずに作業の中身をそろえてください。

Q. SEOの月額の中に、LLMOは含まれていると考えてよいですか。 契約によります。Googleは、Google検索の観点では生成AI検索への最適化もSEOだと書いていますが、外注先の契約でAIの回答での表示の計測や報告が含まれるかは別です。見積書や契約書で、AIの回答の計測・報告が作業範囲に書かれているかを確かめてください。書かれていなければ、通常のSEOの作業の中でどこまで対応するかを聞きます。

Q. 記事1本の料金が安い会社と高い会社では、何が違いますか。 料金ページの記載を比べると、文字数、構成の確認の有無、確認・修正の回数、画像、監修、入稿のどこまでを含むかが違います。AIで初稿を作る会社もあります。安いか高いかより、事実確認を誰がどの資料で行うか、修正にどこまで応じるかを確かめてください。

Q. 料金ページの「〜」は、何によって上がりますか。 本記事で確認したページの多くは、上がる条件を具体的には書いていません。文字数、本数、サイトの規模、実装の有無、専門家の監修などで変わると考えられますが(当社の見解)、実際の条件は見積もりで確かめる必要があります。

Q. LLMOの計測ツールを契約すれば、外注は要りませんか。 目的によります。ツールで回答の中の言及や引用を数えることはできても、どのページをどう直すかの判断と作業は別に必要です。Googleは、第三者のツールは Google の内部のランキングのデータにアクセスできず、成果を保証できないと書いています。ツールの数字は、質問の選び方や計測の条件で変わる観察の値として扱ってください(当社の見解)。

まとめ

  • SEO・LLMOの外注費は、記事単価・月額の運用・単発の作業・LLMOのメニューの4つの形で示され、相場は1つに決まらない
  • 確認した4社の例には、記事1本4,980円(税別)、月額10万円〜の支援、月額50万円〜(契約期間半年〜)のコンサルティング、一式150万円の戦略設計などがあり、範囲・期間・税の表記が違う
  • LLMOのメニューは、診断・継続支援・調査の形が多く、通常のSEOと重なる作業と、AIの回答を対象にした計測・確認の作業が組み合わさっている
  • Googleは、Google検索の観点では生成AI検索への最適化もSEOだと書いている。別料金なら、作業ごとに重なりを確かめる
  • 予算は最低契約期間の総額で考え、税の表記を確かめる

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出典

いずれも2026年11月4日に本文を確認しています。当社の条件は、SEO・LLMO運用のページ(2026年10月時点の情報)の記載によります。

変更履歴

日付

内容

2026年11月4日

初版。SEO支援会社4社の公式の料金ページ、Google 検索セントラル3本、Search Console ヘルプ1本、Microsoft の公式ブログ2本の本文を確認

次回確認予定:2026年12月上旬。 4社の料金ページの金額・範囲・税の表記の変更と、Googleの生成AI検索の最適化のガイドの更新を確認します。

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